この記事を読んで欲しい人はこんな人
読むかどうか
悩んでる人
7つの習慣を読むにあたり大まかに内容を知りたい。
検索すると関連本がたくさん出てくるので、どれを選ぶべきだろう?
- 7つの習慣を読むなら原作の完訳版の一択です。
ただし、7つの習慣は内容が少し難しいため、噛み砕いて説明してくれる記事や動画をみてから読むと自分で本を読んだ時の理解が深まります。
WEBライター歴一年。
記事を書くための勉強や情報収集として
一年前から本格的に読書習慣を継続しています。
【失敗しない】7つの習慣の読み方〜何度も繰り返し読んで理解を深めるポイント〜
7つの習慣を読むなら原作の完訳版の一択です。
ただし、7つの習慣は内容が少し難しいため、噛み砕いて説明してくれる記事や動画をみてから読むと自分で本を読んだ時の理解が深まると思います。
この本に興味を持つ人は・・・
- 7つの習慣を読んで成功したい人
だと思われがちですが、実はこの本はすでにビジネスで成功した人にも多く読まれている長年のベストセラー本なのです。
7つの習慣 The 7 Habits of Highly Effective People
著者:スティーブン・R・コビィ
初版:アメリカでは1989年に、日本では1996年
ジャンル:ビジネス・自己啓発本
ページ数:481
次作:第8の習慣「効果」から「偉大」へ
ジャンルはビジネス書とされる場合が多いが、成功哲学、人生哲学、自助努力と言った人間の生活を広く取り扱っている。
Wikipediaより
30年以上世界中で愛され続けるコビィ先生の本
世界で3,000万部
日本でも200万部
今なお、書店のトップセールとして目立つ場所に置かれているベストセラー本。
ポイント①:一回読んだだけでは理解しきれない部分が多い。
いきなり本を買っても理解しきれない部分が多すぎて、読むことを挫折してしまう人もいるかもしれません。なんといっても分厚い初版は481ページでしたが、最新版は560ページとなっています。
Kindle版や本と音声のセット、Amazonオーディブル版なども販売されています。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
ポイント②:Web上に情報が多い
『Web上に情報が多い = 分からなくてググったときに安心』と思う人と情報が多すぎてどれを選んだら良いかわからない。という意見もあるかもです。わたしはどちらかというと後者でした。
アメリカで1989年に初版が世に出てから32年・・・世界中で今なお多くの人が愛読書としており、本の中では100回読んでください、とあるほどに一回読んで終わり!という
これまでのビジネス書とはまったく違います。
これからビジネスで成功したいと考えている人はもちろん
すでに成功を納めた人たちにも多く読まれている本なのです。
完訳 7つの習慣 30周年記念版
ポイント③7つの習慣の失敗しない読み方
本のあらすじを大まかに知った上で読み始めると理解しやすい。
ではここからは「7つの習慣」を繰り返し読んでいるわたしがあらすじをお伝えしていきます。
7つの習慣を再び読んでみた
100回読んでください、そしていつも手にとって開けるよう近くに置いてください。とあるようにこの「7つの習慣」という本はただ単にビジネス書というものではなく、人生における「バイブル」という認識の人が多いです。
バイブルが一回読んだくらいで理解をするのが難しいようにこの「7つの習慣」という本は哲学的な思考が多く含まれており、読者自身が考えて実行していくことで人格を形成するという内容になっています。
7つの習慣 オーディオブック付き
第一の習慣(スタート)
「主体的であること」
しょぱなから「主体的」と理解しづらい言葉が出てきました。
・著者コビィ先生の言う「主体的」とは?
自分ができないことを考えてもしょうがない。
「まずはあなたができることをやりなさい。」
例えば、あなたのパートナーや子供、上司、職場etc.
自分の関心が影響を及ぼすことができる範囲で頑張る。
政治や世界情勢などのニュースを一日中みたとして、あなたがそれを解決できますか?
それをみて考えてあなたが影響を及ぼすことができる立場なら良いでしょう。
でも多くの人はニュースをみて考えたからと言ってその問題を解決する影響力はない。
コビィ先生はいいます、「あなたができることをやりなさい。」
第二の習慣
「終わりを思い描くことから始める」
みなさんはこの終わりとは、何を思い浮かべますか?
一般的にビジネス書や自己啓発本を読んでいる人なら終わり=ビジネスでの成功
を思い浮かべるのではないでしょうか?
ところがコビィ先生のいう終わりとは「生涯を閉じること」を意味します。
あなたが人生の最期を迎えるときに何を考えますか?ということです。
もうすぐ命が絶えるというときにビジネスやお金のことを考えるよりも大切な人のことや楽しかった思い出を思う人が大半でしょう。
この本は「精神論」の決定版のような本なのです。
「わたしの人生の目的は◯◯である。」
というように目標を決めて、それに向かって毎日、人格を高めていく。
第三の習慣
「最優先事項を優先する」
コビィ先生は優先事項を4つに分けた。
①緊急かつ重要 | ②緊急ではないが重要 |
③緊急だが重要ではない | ④緊急でも重要でもない |
コビィ先生は①と②を大事にすべきと言います。
そしてこうも言います。
「明日から実践してください。この本も何度も何度も繰り返し読んでください。」と。
この「7つの習慣」という本は単なるビジネス書とは違います。
すでにビジネスで成功している人にも多く読まれています。
成功の先の虚しさ、苦しみ、後悔。
富を得たが家族を失った。
本当の成功とは人格者になることだ。
第四の習慣
「Win-Winを考える」
相手の立場を理解し、相手の利益を求める。
ただし、通常はだいたいWin-LoseやLose-Win
どちらかが勝って、どちらかが負ける。スポーツの試合などが具体的な例だという。
時として泥沼離婚のようにLose-Loseの場合もある。
Lose-Win | Win-Win |
Lose-Lose | Win-Lose |
思いやりと勇気のマップを描こう。
コビィ先生は言います。第3の習慣までを確実に習得した者だけが、第4以降の習慣へと進むことができる。
なぜなら、内面が安定していないと心がぐらついてしまうからだ。
負ける戦いには乗らない勇気も時には必要。
No deal「取引しない」
その一方でコビィ先生はこうも言います。
「豊さマインドを持とう。」
これはどういうことかと言うと椅子取りゲームではなく、もう一つの椅子を出して座れば良い。別な椅子でも良いじゃないか。と言う考え。
第五の習慣
「まず理解に徹し、そして理解される」(聴く力)
✖️自叙伝的反応 例)親子の会話
自分の聞きたい情報だけを
聞き出そうとしていませんか?
(探る/解釈する/評価する/助言する)
⭕️共感・・・心からの共感してますか?
まず共感とは相手の気持ちを言葉にすることから。
(▲繰り返す→△置き換える→◯相手の気持ちを理解する)
これによりコビィ先生の言う相手の「信頼口座」に貯金ができ、コツコツ継続することで公的成功へと繋がるとのこと。
確かに、実生活で考えてみると話をじっくりと聞いてくれ、共感してくれる人にわたしは心を開いていくことができるし、信頼関係が築けると思う。
第六の習慣
「シナジー(相乗効果)を作る」
④→⑤を経て、両者の違いを認めて妥協ではない「第3の案」を出す。
公的成功はそれ(相乗効果)なしには行われない。
第七の習慣
「刃を研ぐ」
(肉体/精神/知性/社会性)
・肉体・・・週三時間運動をする。
・精神・・・自然に触れる。祈る。瞑想をする。
・知性・・・TV,スマホは一日一時間まで。読書をする。日記を書く。
・社会性・・・コミュニケーションをとる。
人は習慣によってしか強くなれない!!
そのために今からはじめよう。
流れは変えることができるし、その力は強い。
本当の成功とはそう言うことだ。
7つの習慣失敗しない読み方まとめ
この「7つの習慣」と言う本は成功法則の本である。
一般的にビジネス書はモチベーションアップやコミュニケーションスキルを磨くと言ったことが多く書かれているが、それは短期的で即効性があるかもしれないが、長期的に持続はしない。
長期的に持続するためには根本的な人格形成をしなければならない。
あの人がいなければ私は何もできない。と言う依存状態から自立する。
( 依存→私的成功 )
だいたいの人は私的成功が最終ゴールだと思うがコビン先生の考えは違う。私的成功から公的成功(相互依存)へ行ってこそ真の成功を修めるのだ。
相互依存と聴くと悪いイメージを描いてしまうが、コビン先生の言う「相互依存」とはWin-Winの関係だ。
相手の立場を理解し、相手の利益を求める。
お互いに良い条件で良い関係を築くこと。
「7つの習慣」は100回、読むべき。
バイブルのように簡単には理解できないことも多く、簡単には実践できない。
ただ、終わりを描くことから始めると一生をかけて人格者を目指すと言うことになるだろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
音声配信もやってます〜♪
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