アメリカ義務教育について
日本は文部省(国)がアメリカは各州が制度を決める
アメリカの教育制度は日本とは大きく違い、
公立校は国ではなく、各州によって定められています。
そのため、地域によって
学制や学期などが異なり、
新学期がスタート
する時期も若干のズレ
があります。
今回はフロリダに住むわたしが
子供を持つ母親として
後に続く人たちの少しでも不安を解消できれば、
と思い情報を記事にしていきたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。
日米の教育制度の違い
アメリカの教育制度は冒頭にお伝えしたとおり、
国ではなく、各州に委ねられています。
使用する教科書やカリキュラム、
休日なども学区ごとに違います。
また、学区ごとに教育方針やレベルにも
違いが現れるため、
子供を持つ親にとっては学区選びも大変重要な課題となります。
わたしの夫が学生時代と現在は制度が変わったそうです。
現在はK〜5までがElementary School(小学校)へ。
グレード6〜8はMiddle School(中学校)へ。
グレード9〜12はHigh School(高校)へ。
高校は日本と違い、4年間なんです。
アメリカ義務教育はいつからいつまで?
アメリカでは学年のことをグレードと呼び、
日本の年長にあたるKindergartenをKと呼び、
グレードK〜12までが
一般的な義務教育期間となります。
日本では小学校6年間と中学校3年間の
9年間が義務教育に対して
アメリカの義務教育期間は13年間
と長いです。
また小・中・高12年間の分け方は
地域によって異なります。
またアメリカのKindergartenは
Elementary School(小学校)と一体化しているのが一般的で
Kindergatenの義務教育スタートから
そのまま同じ学校のElementary に進級する人が多いようです。
Elementary SchoolはK〜5、
日本でいう年長〜小5までが同じ学校の中にいます。
また州によって制度が異なりますが、
Kindergartenの前の2〜4歳の子供たちは
プレスクールに通い、
プレスクールも同じElementary Schoolの中にあるのが一般的です。
ただ、2〜4歳は義務教育ではないので、
共働きの家庭は2歳から学校に通わせる人が多いですが、
わたしのように専業主婦の家庭の場合は
4歳または5歳から学校に通うのが一般的です。
アメリカ | ||
---|---|---|
義務教育期間 | 5歳~18歳 | 5歳~18歳 |
学校年度 | 9月上旬~6月下旬まで | 7月1日~6月30日(通学期間は8月下旬~6月中旬) |
学期制 | 学校によって異なる | 学校区によって異なる |
4歳は無料でプレスクールに通える
州によって制度は異なりますが、義務教育Kindergartenが始まる一年前の4歳児を対象にVPKという無料の教育制度があります。
その年の9月1日までに4歳になっていればVPKへ。
5歳になっていればKindergartenへ入学することになります。
VPKはAM8:00〜11:00、又は12:00〜15:00
どちらか一日3時間は無料ですが、延長保育や共働き家庭などで一日保育8:00〜15:00になると、追加保育料を学校に収めることになります。
アメリカと日本の教育の違い
我が家には5歳児VPKに通う娘と8歳Elementary に通う息子がいます。
これまでお伝えしてきたようにアメリカの教育制度は日本と異なり、国ではなく、各州ごとに教科書やカリキュラム、教育方針やレベルが異なります。
お住まいの地域の学区の教育制度や教育方針がご家庭の考えと大きく外れてしまう場合は引っ越しするか、私立校に通うという選択肢もあります。
また、withコロナ時代に入り、残念ながら各州、
学区ごとにコロナに対する考え方や対応が異なるのも事実です。
私たち家族はコロナ以前から教育方針から私立校に行くことに決めていたので、そのまま決めていた私立校に子供を入学させました。
アメリカ義務教育は満5歳から18歳までの13年間
今回はフロリダに住むわたしが現地の主婦が解説・アメリカ義務教育はいつからいつまで?
という疑問を解決すべく、実際の経験をもとに記事にしてみました。
以前から州や学区ごとに教育方針やカリキュラム、レベルは違うアメリカの教育制度。
日本は文部省(国)が管理していますが、アメリカは州ごとに違うんです。
日本は小学校6年、中学校3年の9年間の義務教育ですが、アメリカはKindergarten(日本でいう年長)から
K12(高校4年生)までの13年間が義務教育期間となります。
また、日本のように学校の授業についていけなくても
自動的に進級するシステムではなく、
落第や、留年もまったくめずらしいことではありません。
一方、教育の質の高さや、少人数制指導を求める保護者は私立校を子供に選びます。
私立校は学区に関係なく自由に選べます。
いかがでしたか?
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